古代神の秘宝で活躍したナディーン
ナディーンのRespawned(リスポーン)には“I just had to enter the family business(家業を継いだってだけの話さ).”というセリフがあります。セリフ収集の参考にさせていただいた掲示板のリストには“Ugh, I’m getting rusty(腕が錆び付いているみたいだ).”というセリフもあるのですが、どうしても喋ってくれませんでした。「家業を継いだ~」というセリフは「古代神の秘宝」の若干のネタバレになるので、もしかしたら「古代神の秘宝」発売後に「家業を継いだってだけの話さ」というセリフに差し替えられたのでは、と想像しています。
日本語版セリフ集作成のアドバイスその2
アドバイスその2では、セリフを集め始める前に知っておきたい基本的な事項を書いていきます。
キャラクターがセリフを喋るシチュエーション
キャラクターがセリフを喋るシチュエーションは決まっています。
キャラクター選択、試合開始、ギアを投げる、ダウンをとる、KOをとる、ダウンマスターもしくはKOキングをとる、アシストをする、ダウンさせられる、助けを呼ぶ、蘇生させる、蘇生させられる、リスポーンする、地雷に近づく、サイドキックを呼ぶ、ハンターに捕まる、宝を取る、宝を取られる、宝を宝箱に入れる、宝を宝箱に入れられる、試合が接戦になる、試合に勝つ、負ける、試合に僅差で勝つ、僅差で負ける、という24パターンです。
このうち、ダウンマスター及びKOキングはチームデスマッチのみ、宝関連の4種は宝探しのみのシチュエーションです。
日本語版全キャラクターセリフ集でもこのシチュエーションごとにまとめています。
セリフの数
すべてのキャラクターに同数のセリフが用意されているわけではなく、例えばネイトのダウンマスターorKOキングのセリフは20種類ありますが、オルカの場合は7種類しかありません。
確信があるわけではありませんが、日本語音声のセリフ数は英語音声と同じです。そのためセリフの数自体は私が投稿している英語版セリフ集が参考になるかと思いますが、日本語音声では似たセリフが非常に多い印象で、一人のキャラが「ダウンさせた」、「ダウンさせたぜ」という二つのセリフを持っているといったことがあります。
また、よく言われることですが英語に比べて日本語は相手を罵る言葉のバリエーションが少ないからか、例えばエディの英語音声には“Bye-bye, little doggy!”と”So long, loser!”というセリフがありますが、日本語音声では「あばよ、負け犬!」と「へっ、あばよ、負け犬が!」になっているなどほぼ同じ訳になっているセリフもあります。
さらに、英語のセリフが原文をとどめないほどに意訳されている場合もあります。カッターの日本語音声には「無敵の皇帝になった気分だぜ」というセリフがありますが、英語音声には見当たらないかわりに“You’ll need a bloody neutron bomb to stop me!(俺を止めたければ核爆弾を持ってきな!)”というそのまま訳すわけにはいかないであろうセリフがあります。ほかにもかなりの意訳が散見されるため、事前にセリフリストを作成しておくと良いでしょう。
セリフリストの作成
セリフは実際にプレイしないと聞けませんが、一度発生したシチュエーションはシネマリプレイで再現できます。シネマリプレイでその場面を繰り返し再生すると毎回セリフが変わるので、セリフのバリエーションを確認することができるのです。本格的に集めはじめる前にこの機能を使ってセリフリストを作っておくと抜けがなくなります。
しかし、サイドキックの召喚など一部のシチュエーションはシネマリプレイで喋ってくれないため、実戦で集めつつリストを作る必要があります。シネマリプレイで喋ってくれないシチュエーションであるKOやハンターに捕まったときのセリフはサバイバルモードで確認することも可能です。
私が英語版セリフ集を作る際はセリフがまとめられているサイトがあったため参考にさせていただきましたが、抜けが多かったり誤っているものもあったためシネマリプレイで確認することもありました。
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