ロケーションから見るストーリーの流れ:「黄金刀と消えた船団」

黄金刀と消えた船団
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「黄金刀と消えた船団」のロケーション

ロケーションから見るストーリーの流れ、今回は黄金刀と消えた船団です。前作と比べてロケーションの数が大幅に増えて作品のスケールも大きくなり、アンチャーテッドシリーズの評価を確立した名作だといえます。

チベット、ヒマラヤ山脈

ゲームは物語の中盤から始まります。チベットの北部にあるヒマラヤの山中で大雪が降り積もるなか目を覚ましたネイトは重傷を負っています。かろうじて崖に引っ掛かっている状態の列車車両にネイトがしがみつき、なんとか崖上までよじ登って九死に一生を得ました。

ビーチバー

場面は南国のリゾートを思わせるビーチバーに移ります。冒頭の電車のシーンがストーリー上の現在であり、このシーンは過去(4ヶ月前)になります。バーでくつろぐネイトの前に、かつてともに仕事をしたハリー・フリンが現れます。フリンはクライアントからの依頼でイスタンブール博物館にあるオイルランプを手に入れるため、ネイトに協力を仰ぎました。仮に決行するなら3人は必要だというネイトに対し、フリンは業界屈指のドライバーであるクロエ・フレイザーを紹介します。さらに、クライアントから「借りてきた」資料からオイルランプがベネチアの商人として知られるマルコ・ポーロが残した財宝の手がかりであることを読み解いたネイトは協力を約束します。

ホテルに戻ってうたた寝をしているネイトの元にクロエが訪れます。ネイトとクロエは以前に付き合っていたことを示唆する会話がなされ、クロエの計画を聞かされたネイトは了承します。

チベット、ヒマラヤ山脈

場面は再び時間軸上の現在である雪の山中に戻ります。窮地を脱したネイトは雪面に刺さっている黄金刀を手にし、歩を進めます。

トルコ、イスタンブール

続いて場面はこの4ヶ月前のイスタンブールに移り、3人でイスタンブール宮殿博物館に侵入します。ドライバーであるクロエは脱出地点で待機し、ネイトとフリンは無事オイルランプがある展示室にたどり着きました。ネイトがオイルランプを割ると、中から松ヤニを燃やした炎で照らすと文字が浮かび上がる地図付きのメモが見つけました。これはマルコ・ポーロが書いたもので、マルコ・ポーロがシャングリラにたどり着いていたこと、マルコ・ポーロの船団がボルネオで津波に巻き込まれたことが判明しました。

展示室を脱出する際にフリンが裏切ったのはご周知の通り。

トルコ(刑務所)

博物館の警備員に捕まったネイトは刑務所に入れられ、独房の刑務官に賄賂を渡したサリーがクロエとともに訪れます。ネイトはクロエの話からフリンと雇用主であるゾラン・ラザレビッチがボルネオで停滞していることを知り、先にお宝をいただくためボルネオに向かいます。

ボルネオ

ボルネオではネイトとサリーが爆発で気を引いた隙にラザレビッチが集めた資料を読み解き、遭難した船団が津波で山の上に押し上げられたことに気付きます。クロエと合流して山の上にいくと、洞窟に船員同士が殺しあったような形跡があり、おそらく最後の一人となった船員の遺体は黄金刀を抱き抱えていました。その黄金刀を包んでいた布をオイルランプのときと同じく松ヤニを燃やした炎に照らすと、次のシャングリラへの手がかりはネパールの寺院にあることがわかりました。

フリンに見つかった一行はクロエの機転によって窮地を脱し、運が悪いと自認するサリーはラザレビッチたちと敵対しながら宝を探すのは無理だと判断しネイトに任せてここで離脱、ネイトとクロエがネパールに向かいます。

ネパール-チベット

ネパールではもともと内戦が勃発しつつあり、戦争犯罪人であるラザレビッチが民兵に武器を供給して戦闘を煽り、内戦に便乗して寺院を破壊することでシャングリラへの鍵を探そうとしています。クロエと合流したネイトはラザレビッチの私兵に追われながらも黄金刀と同じシンボルがある寺院を見つけます。その近くでラザレビッチについて取材をしていたエレナとカメラマンのジェフに偶然出会い、行動を共にすることになりました。

エレナとジェフを寺院の入り口で待たせ、ネイトとクロエは最深部でシャングリラがチベットの山中にあることを突き止めました。寺院の入り口に戻ると、ジェフがラザレビッチ一派の襲撃で負傷しています。ネイトたちはジェフを庇いながら脱出を試みますが、フリンとラザレビッチに追い付かれジェフは命を落とします。ネイトから地図を奪ったラザレビッチは列車でチベットに向かいました。

ネイトもクロエを助けるためエレナの協力を得て列車に乗り込みますが、フリンに腹部を撃たれてしまいました。ネイトは一か八かでガスタンクを撃ち、プロローグのシーンに至ります。

チベット(山間の村-ヒマラヤ山脈の洞窟)

ここから時間軸はプロローグに連なる現在に戻ってストーリーが進みます。黄金刀を再び手にし、敵兵を退けたものの重傷を負っているネイトは近づいてくる村人に気付きながらも意識を失いました。目が覚めるとそこはチベットの村で、手厚い処置を受けていたようです。言葉が通じないながらもテンジンの後についていくと、そこにはエレナとカール・シェーファーが待っていました。ナチスドイツの探検隊だったシェーファーはチンターマニ石をラザレビッチに渡してはいけないとネイトを諭し、テンジンにチンターマニ石の能力を疑っているネイトを案内させます。

テンジンとともに洞窟を進んでいくと、かつてシェーファーが所属していた探検隊の遺体を見つけ、傍らにあった本からチンターマニ石は命の樹であることが判明します。クリーチャーを撃退しつつ地上に戻ると、ラザレビッチの軍隊が村を襲撃していました。急いで村に戻るとシェーファーがラザレビッチに連行されています。ネイトはエレナとともにシェーファー(と黄金刀)を奪還すべく後を追いました。

ヒマラヤ山脈(修道院)

二手に別れてシャングリラへの入口を探していると、ネイトは修道院でラザレビッチの怒りを買っているフリンとクロエを発見します。クロエが一人になったときを見計らって接触し、ラザレビッチを倒すことを条件に黄金刀を返してもらい扉を開けることに成功しました。

先を進んでエレナと合流し、ついにシャングリラへの入り口を発見しました。しかし、ラザレビッチの私兵に見つかりエレナとクロエを人質状態にされたネイトは、監視役のフリンと同行しながら謎を解かざるを得ず、ラザレビッチをシャングリラへ案内することになってしまいました。

シャングリラ

シャングリラに到達したラザレビッチがネイトとエレナを殺そうとしたそのとき、一行がガーディアンに急襲された隙を付いてクロエを含めた3人で逃亡します。ネイトたちはチンターマニ石を破壊すべく先を進み、ついに命の樹に到達しました。しかし、そこにあったのはチンターマニ石ではなく巨大な琥珀でした。チンターマニ石のパワーの源泉は、命の樹がある泉の水だったのです。ラザレビッチも既にそのことに気付いており、用無しになったフリンは手榴弾を握らされ死亡し、エレナが巻き添えを食って負傷します。

エレナをクロエに任せ、ネイトは単身で命の樹がある泉に向かいます。水を飲んでパワーを得たラザレビッチを追い詰めたネイトは自ら手を下すことはしなかったものの、ラザレビッチの命をガーディアンの意思に任せてその場を去ったのでした。

クロエに何をしていたのか聞かれたネイトは答えます。「世界を救った!」

チベット(山間の村)

村に戻ったネイトはシェーファーを弔い、クロエと別れエレナに寄り添います。チベットの山々を見ながらエレナが死ぬことよりピエロのほうが怖いと告げて物語の終焉となりました。

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