小説版アンチャーテッド”Uncharted: The Fourth Labyrinth”

スピンオフ作品
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“Uncharted: The Fourth Labyrinth”

“Uncharted: The Fourth Labyrinth”は「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」が発売される直前の2011年10月に小説として海外で出版されたアンチャーテッドシリーズのスピンオフ作品です。日本語には翻訳されていないものの、日本のAmazonで電子書籍版もしくは紙書籍版を購入することが可能です。

私は紙書籍版を購入しましたが、私の英語力では内容を正確に把握できたとは言い難いです。そのため、この記事ではごく簡単に内容の要約をしたあと、主要な登場人物や冒険の動機、ロケーションが分かる程度のおおまかなストーリーを紹介します。おそらく内容には誤っている箇所があり、さらにネタバレを含む記述になりますのでご注意ください。実際の内容はネイトとサリーのやりとりなどがゲームにかなり近い形で表現されています。

要約

ニューヨークでサリーの友人である考古学者のルカが何者かに殺害され、真相を暴くべくネイトを呼び寄せます。ルカの娘であるジェダとも協力してルカが調べていたエジプトの迷宮に行くと、軍需企業の社長であるヘンリクセンとその社員でルカの後妻だったオリビアがいました。ギリシャにある第三の迷宮、中国にある第四の迷宮に行くと、迷宮を造った当時のダイダロス(ギリシャ神話に登場する職人)が労働者を守護者にするため毒の花を使っており、オリビアがその花を使って政治家を操ろうとしていたことが判明します。ネイトたちとヘンリクセンは協力してその企みを阻止しようとしますが、ヘンリクセンは迷宮の女王に倒され、オリビアはミノタウロスに倒されます。ジェダは毒の花を処分して幕引きとなります。

大まかなストーリー

アメリカ、ニューヨーク

ニューヨークにて、サリーの友人であり著名な考古学者として知られるルカ・フズジャック(Luka Hzujak)が何者かに殺されました。サリーはネイトをニューヨークに呼び、犯人を暴くこと、そしてルカの研究を犯人に渡さないことに協力して欲しいと頼み、ネイトは快諾しました。ルカのアパートに行くと一人娘であるジェダ・フズジャック(Jada Hzujak)がいて、父がミダス王の錬金術と迷宮の関係を調べていたことを話します。

地元の博物館に赴いた三人は助手として勤務する大学院生に会い、ミダス王が関わるギリシャのクレタ島にある迷宮とエジプトにある迷宮がともにダイダロスによって造られたものであり、その迷宮はミノタウロスが守っているということが判明します。博物館を出てルカのアパートでもう一度資料を探すべく帰途に就くも、アパートは火事になっていました。さらに三人は車から銃で狙われ、何者かがルカの研究を奪おうとしていることを察します。三人はニューヨークを離れ、ルカが現地で研究調査をしたことがあるエジプトに向かいました。

エジプト

エジプトに着いた一行はサリーの古い友人に武器と車を用意してもらい、以前ルカが泊まっていたホテルの部屋を調べるとエアコンの中からルカの日記や迷宮の地図が出てきました。その日記には軍需企業の社長であるティル・ヘンリクセンが迷宮について探っていることが記されていました。

ネイト、サリー、ジェダはレストランにて博物館で話をした大学院生の弟であるイアン・ウェルチに迷宮についての話を聞いていると、ジェダの継母であるオリビア・フズジャック(Olivia Hzujak)が会話に割って入ります。ジェダはヘンリクセンの軍需企業に勤めるオリビアを信用しておらず、ネイトとサリーを連れて外に出ました。すると、ジェダが銃を持った男たちに襲撃を受けるも、さらにフードを被った別の男がその男たちを殺してジェダに「家に帰れ」と言って消えていきました。

翌日、イアンとともに迷宮に入った一行は祭壇を発見し、花瓶やミノタウロスの骨を確認します。イアンはこの迷宮に残されている痕跡から、クレタ島、エジプトに続く第三の迷宮がクレタ島と同じギリシャのサントリーニ島にあることを推測します。するとそこにレストランの外で遭遇したフードの男が現れ、イアンを捕まえます。ネイト、サリー、ジェダは迷宮を脱出し、サントリーニ島に行くべく車を走らせました。

ギリシャ、サントリーニ島

三人はルカとイアンの調査を元にサントリーニ島の迷宮を発見します。壁に見たことがない花の彫刻画が彫られている迷宮を進みますが、エジプトから後を付けていたヘンリクセンとオリビアと鉢合わせ、自分たちと協力するよう銃を見せながら求めてきました。ネイトたちが拒否し一触即発の雰囲気になるも、三度フードの男が現れ今度はサリーを連れ去ります。取り戻そうとするネイトとジェダに続き、ヘンリクセンとオリビアも後を追いました。その先には部屋があり、クレタ島、エジプト、サントリーニ島に続く第四の迷宮が中国にあることが示されていました。ここにサリーの死体がないということはまだ生きていると推測するネイトは、救出のためヘンリクセンたちと協力することになりました。

中国に向かう飛行機の中で、オリビアはヘンリクセンの考えをネイトとジェダに話します。それによると、ダイダロスは錬金術が使えると偽って各地の王に拝謁し、宝物を奪います。その宝物の保管庫として迷宮を造ったとのことです。しかしダイダロスは道半ばで命を落とし、甥のタロスに後を継がせます。タロスは四つ目の迷宮である中国の迷宮の建設に当たらせた労働者を「暗号の守護者」と呼んでいました。さらに、第三の迷宮の壁に彫られていた花は毒の花だということです。

そこまで話をしたとき、突如飛行機がバランスを崩し、副操縦士がフードの男が使っていたナイフで機長を刺したあと自害しました。ネイトが飛行機を操縦してなんとか中国の南京に不時着することに成功します。

中国、南京

第四の迷宮を発見したネイトとジェダに加え、ヘンリクセンとオリビア、さらにヘンリクセンが雇った傭兵部隊が迷宮に入りました。この迷宮の壁には花の彫刻画ではなく本物の花が咲いていました。宝物を運んだであろう痕跡をたどり、迷宮の女王が描かれた壁画がある部屋で休息を取ったときオリビアがヘンリクセンに反旗を翻し、ヘンリクセンの傭兵を買収していたこと、ニューヨークでルカのアパートに火を付けたことやネイト、サリー、ジェダを殺そうとしていたことを明らかにします。そしてオリビアが傭兵にヘンリクセンとネイト、ジェダを殺すよう命じたそのときにフードの男たちが現れ、混乱に乗じて三人は脱出しました。

ヘンリクセンはネイトとジェダに自身が考える迷宮の秘密を話します。曰く、ダイダロスとタロスは迷宮内にある毒の花の成分を酒に混ぜてマインドコントロールを施し、迷宮の労働者を傀儡としたのです。たびたび襲ってきたフードの男たちがその労働者で、マインドコントロールに失敗した労働者はミノタウロスに変異したとのことです。オリビアはこの毒の花を使って大統領を含む政治家をコントロールしようとしていて、それを止めるためヘンリクセンもネイトたちに協力することになりました。

先に進むネイトたちはまたもフードの男たちに襲われ、そのなかにはイアンの姿があり、さらにネイトの首を絞めるフードの男はサリーでした。ネイトとサリーは攻防のすえネイトがサリーを攻撃したことでサリーは意識を取り戻します。迷宮の部屋に逃げ込むとオリビアと配下の傭兵が現れるも、同時にミノタウロスも現れます。

紛糾する現場を離れたネイト一行は迷宮の秘密の通路を見つけ、その先の部屋にはダイダロスが集めた宝物と瀕死のミノタウロスに寄り添う迷宮の女王がいました。のちにオリビアと傭兵もこの部屋に現れ、ネイト一行とさらに現れた複数のミノタウロスとフードの男たち、傭兵たちは戦闘になります。一頭のミノタウロスが倒され、迷宮の女王がヘンリクセンを殺すという様相を呈すなか、他のミノタウロスに襲われパニック状態に陥ったオリビアは部屋にあった黄金のミノタウロスの像を持ち帰ろうとします。すると、像を動かしたことで迷宮の罠が発動し、大量の水が吹き出てきました。サリーとジェダが安全を確保し、ネイトがオリビアを助けようとするもオリビアはミノタウロスに捕まり流されていきました。

生き延びたジェダは毒の花を全て処分して誰も使えないようにすると誓います。

アメリカ、ニューヨーク

ネイト、サリー、ジェダはニューヨークでルカの葬儀に参列します。ジェダは二人に礼を言い、サリーはネイトに感謝の意を示します。はぐらかすネイトに、サリーは友人が失われた都市の記録を見つけたということを話し、この物語は幕を閉じます。

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