ネイトとクロエの出会い:”Uncharted comic”

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Uncharted comicとは

“Uncharted comic”はアンチャーテッドシリーズの漫画形式による全6巻のスピンオフ作品です。2011年11月に第1巻が出版され、2012年4月の第6巻の刊行を持って完結しました。出版元はバットマンで有名なDCコミックで、いわゆるアメコミに分類されるかと思います。

この作品について、記事にするか非常に迷いました。というのも、私はこのコミックを所有していないためです。”Uncharted comic”は”Eye of Indra”や”The Fourth Labyrinth”と同じく日本では発売されていません。また、”The Fourth Labyrinth”や同じ漫画形式の”The Last of Us: American dreams”と異なり国内外を問わず電子書籍版の販売もされていないのです。そのため、日本に住むアンチャーテッドファンが読むには日本への発送を行っている通販サイトで購入するか、海外に行って直接購入するかという選択肢しかなく入手するハードルが高くなっています。北米Amazonでは中古でさえ販売されていない巻があり、在庫がある巻でも定価以上の販売価格になっているため市場在庫が潤沢ということはなく、海外でたまたま立ち寄った書店で購入するということは難しいと思います。

私の場合、Youtubeでアンチャーテッド関連の動画を見ていたときにたまたま”Uncharted comic”が動画として投稿されているのを見かけ、ついそのまま読んでしまいました。この投稿動画はおそらく違法アップロードであり、閲覧することは法的にはともかくモラルとしては望ましい行為ではありません。

それでも、日本のアンチャーテッドファンがこの作品について触れる機会がないというのはもったいないと考え、この記事を書くことにしました。私の英語力が稚拙なうえ一度しか読んでいないので、あやふやな記憶をFANDOMの記事で補完しながらストーリーを紹介します。

第1話

物語はお宝を手に入れた後、ネイトとハリー・フリンがスペイン語を話す敵対勢力と銃撃戦をしている場面から始まります。作中に推察できる情報はなかったと思いますが、上記FANDOMの記事によると「エル・ドラドの秘宝」より前とのことです。敵の一人が火炎放射器でケリをつけようとしたとき、ネイトがトラックのタンクを撃って爆発を起こし、その隙に脱出することに成功しました。安宿に戻った二人はお宝の分け前を話し合います。金品を多く取ろうとするフリンに対し、ネイトは一冊の手帳だけを求めていました。この手帳は、ネイトがクライアントであるマイケル・ラドロー(Michael Ludlow)から仕事として入手を依頼されていたものです。そこにサリーが現れ、フリンと軽く悪口を言い合った後にネイトと二人で手帳の解読を始めました。フリンの出番はこれで終わりです。

ビーチバーで女の子に声を掛け酔いつぶれるサリーを横目に、ネイトは、この手帳がリチャード・バード卿(Sir Richard Byrd)の航空日誌であることを解読します。その内容は、第二次大戦中のロシアは「琥珀の間」を隠し持っていたものの、ナチスに発見されてしまいます。しかし、水面下の攻防の末ロシアが取り返し、バード卿はこの部屋を再び隠す任務を帯びていたのです。そしてその部屋がある場所のヒントは「琥珀のパネル」(Amber Seal)にあることが分かりました。ちなみに、Amber Sealは直訳すると「琥珀の印章」になりますが、コミックの描写では琥珀の部屋を装飾していたA4ほどのサイズの壁面パネルでした。そのためこの記事では「琥珀のパネル」と訳します。

ネイトとサリーはクライアントのマイケル・ラドローと妹のローズ(Rose)に会い、バード卿の手帳を渡しました。マイケルがこれから琥珀のパネルが出品されるブラックオークションに行くことを聞き、ネイトは会場から琥珀のパネルを盗み出す計画を立てます。

オークション開催地であるウクライナの古城に着いたネイトは会場周辺で偵察を行い、警備員の配置や侵入および逃走経路を調べます。そのとき真後ろで銃を突きつけられると同時に声が聞こえます。

「いつかあなたに会うと思っていたけど、殺さなきゃいけないなんてね」

そこにいたのはクロエ・フレイザーでした。クロエはネイトのことを知っていて、ネイトはクロエのことを知らない様子で、おそらく初対面です。

第2話

オークション会場で変装したネイトとサリーが話をしています。昨夜、クロエに背後を取られたネイトは文字通り砂をかけて逃げ出したことや会場にミコラ・ルスナック(Mykola Lusnak)がいることなどを話しているうちに会場にはラドロー兄妹も姿を見せます。

会場をうろついていたネイトは不審な動きをルスナックに咎められてしまいます。そこにクロエが現れ、ルスナックに雇われているクロエはネイトを自分のアシスタントだと説明しその場を離れさせてくれました。

その夜、古城に侵入を企てるネイトは、自分の前を行くクロエを発見します。ネイトは話をしようとするも、急所に膝蹴りを食らってクロエに先を越されてしまいます。慌てて後を追った先には、求めている琥珀のパネルがありました。ネイトはクロエに銃を突きつけられるも、欲しいのはパネルに刻まれた暗号だけでした。暗号を確認した後クロエがパネルを確保したことによって警報装置を発動させてしまいます。二人はなんとか脱出するもクロエは琥珀のパネルをネイトに渡して一人で逃げる一方、古城の外ではサリーがラドロー兄妹によって人質にされていました。

レストランに場所を移し、ラドロー兄妹は暗号を解読しないとサリーを殺すと詰め寄ります。ネイトは仕方なく北極のある地点に琥珀の間があることを教えます(しかしネイトはあえて誤った座標を教えていました)。それを聞いたラドロー兄妹は、自分たちがかつてフランシス・ドレイクとともに航海の旅をしたトーマス・ダウティ(Thomas Doughty)の子孫であることを明かし、ダウティ家の再興を図るため琥珀の間を探していると告げます。そしてネイトを椅子に縛り付けてあとはルスナックに任せると言って出て行きました。

ネイトはあっさりと縄抜けを行いサリーとともにレストランを出たものの、ルスナックとその配下に囲まれてしまいました。

第3話

今度はルスナックに捕らえられ、琥珀の間の場所を問われるもネイトとサリーはいつもの調子ではぐらかします。そこにクロエが発砲しつつスタングレネードを投げ込み、ネイトとサリーを車で連れ出します。追跡してくるルスナックの車をクロエのドライビングテクニックで崖に落とし、三人はチームを組むことになりました。

北極に着いた三人はラドロー兄妹の飛行機に忍び込み、バード卿の手帳と琥珀のパネルを回収しようとしますが運悪く兄妹と配下の傭兵が戻ってきてしまいます。マイケルはサリーを銃で脅して正しい座標に行くよう飛行機を操縦させます。しかし目的地の入り口は狭い谷になっていて、無理に進入したため機体をこすり不時着してしまいました。サリーに飛行機を修理するよう命じたラドロー兄妹とネイト、クロエは洞窟に入って琥珀の間を見つけるも、そこは破壊されていてバード卿とおぼしき白骨も残っていました。

第4話

破壊された琥珀の間を見た兄のマイケルは取り乱し、お家再興を成せないならドレイクを殺すといきり立ちます。妹のローズがそれを止めようと口論している間にネイトとクロエは大きな扉を発見し中に入り、それに気付いたラドロー兄妹も後を追います。扉の先を進むと、壁にバード卿が書き残したと思われる巨大なモンスターがいることを警告する絵がありました。マイケルからの銃撃を受けたネイトとクロエは走り出し、バード卿の飛行機で造られた橋を渡って広い部屋にたどり着くも、クロエが足を踏み入れたとたんに崩れ落ち、落下してしまいました。ロープで下りたネイトはクロエの無事を確認するも、そこにはラドロー兄妹と配下の傭兵がいて万事休すです。

しかし、一行はその場に多数の黄色い目が光っていることに気付きました。

第5話

黄色い目のモンスターは爪で傭兵を引き裂きます。ネイトは傭兵のライフルを拾い銃撃を加えますが、手応えがないどころか逆に背中に攻撃を受けてしまいます。クロエが助けに入り応戦する一方で、ローズがモンスターの襲撃を受けるもマイケルが撃退します。クロエが傭兵が持っていたRPGをモンスターに向けて放ち、その隙に通路に逃げ込みます。するとそこには伝説の都市アガルタが広がっていました。

クロエがデジカメで転がっていた古い飛行機の写真を撮っていると、突如マイケルがネイトを撃ち銃弾が肩をかすめます。さらにローズが割り込み、クロエとローズの戦闘が繰り広げられクロエが膝をついてしまいます。ネイトとクロエに銃を向けるマイケルをよそに、ローズは階段を上り始めます。その先には怪しいほど光り輝くダイヤモンドで出来た壁がありました。ネイトは壁の背後に溶岩があり、それがダイヤモンドを輝かせていることに気付きます。ダイヤモンドに引き寄せられるかのように進むローズをマイケルが止めますが、ローズはマイケルを撃ってダイヤモンドを壁から引き抜きます。すると流れ出た溶岩がダイヤモンドの壁を破壊し、ローズは溶岩流に巻き込まれてしまいました。ネイトとクロエは脱出を図ります。

第6話

溶岩が流れ込むなか出口を目指して黄色い目のモンスターを撃退しつつ走り続けましたが、ネイトだけが溶岩の海に浮く古びた飛行機に取り残されてしまいます。考えがあると一人で洞窟を出るクロエを見送ったネイトでしたが、時間とともに溶岩のかさが増し絶体絶命です。そのとき、サリーが操縦する飛行機が飛んできました。ネイトは身を乗り出すクロエの手を掴んで飛び乗ることに成功し、三人が乗った飛行機は火山の噴火に巻き込まれるも、海に不時着して三人は見知らぬ海岸に流れ着き生きて帰ることができました。

三人はこの海岸沿いで時間を過ごします。ネイトが目覚めると隣で寝ているはずのクロエがおらず、枕元に「またね」というメッセージが残されていました。

アガルタの財宝を持ち帰れなかったネイトとサリーは、オンボロの船でアメリカに向けて出航しエンディングとなります。

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